令和6年度全国安全週間への取組レポート
2024/7/19
令和6年度のスローガン
危険に気付くあなたの目 そして摘み取る危険の芽 みんなで築く職場の安全
1. 趣 旨
全国安全週間は、昭和3年に初めて実施されて以来「人命尊重」という基本理念の下
「産業界での自主的な労働災害防止活動を推進し、広く一般の安全意識の高揚と安全
活動の定着を図ること」を目的に一度も中断することなく続けられ、今年で97回目を
迎える。
この間、事業場では労使が協調して労働災害防止対策が展開されてきた。この努力
により労働災害は⾧期的には減少しているところであるが、令和5年の労働災害につ
いては、死亡災害は集計開始以降最少となった前年を下回る見込みではあるものの、
休業4日以上の死傷災害は前年同期よりも増加しており、過去20年で最多となった令
和4年を上回る見込みで、平成21年以降、死傷者数が増加に転じてから続く増加傾向
に歯止めがかからない状況となっている。特に、転倒や腰痛といった労働者の作業行
動に起因する死傷災害が増加し続けており、死亡災害については墜落・転落などによ
る災害が依然として後を絶たない状況にある。
また労働災害を少しでも減らし、労働者一人一人が安全に働くことができる職場環境
を築くためには、令和5年3月に策定された第 14 次労働災害防止計画に基づく施策を
着実に推進することが必要であり、計画年次2年目となる令和6年度においても、引き
続き労使一丸となった取組が求められる。
弊社は今後も継続して安全な職場環境づくりと従業員の安全を守る為、上記の趣旨に
賛同し取組を行うこととする。
2. 期 間
令和6年7月1日~7日
3. 主 唱 者
厚生労働省、中央労働災害防止協会
4. 実施事項
安全文化を醸成するため、次の事項を実施する。
⑴安全大会等での経営トップによる安全への所信表明を通じた関係者の意思の統一
及び安全意識の高揚
⑵安全パトロールによる職場の総点検の実施
⑶安全旗の掲揚、標語の掲示、講演会等の開催、安全関係資料の配布等の他、HP等
を通じた自社の安全活動等の社会への発信び全国安全週間にふさわしい行事の実施
⑷労働者の家族への職場の安全に関する文書の送付
⑸緊急時の措置に係る必要な訓練の実施
⑹「安全の日」の設定の他、準備期間及び全国安全週間にふさわしい行事の実施
実施項目詳細
⑴安全への所信表明を通じた関係者の意思の統一及び安全意識の高揚
・朝礼時、所⾧による安全訓示
⑶標語の掲示
・標語の唱和
⑶安全関係資料の配布等
・交通危険予知訓練(自動車における死角に潜む危険~DVD視聴)